佐古です。今回、名古屋で開催された日本区域麻酔学会 第4回学術集会に参加させていただきました。学会は2017年4月14日-15日の2日間の開催です。今年の名古屋は桜が遅めに咲いたそうで、会期中も楽しむことが出来ました。

旭川医科大学からは国沢教授が一般演題の座長を、笹川先生がCatheter-Through-needleに関するランチョンセミナーをされました。また、小野寺先生がハンズオンワークショップ上級者コース、旭川厚生病院に勤務中の大友先生が初心者コースのインストラクターをされています。ランチョンセミナー・ワークショップの内容は別途報告がありますので、そちらをご参照ください。

佐古は一般演題のポスター発表をさせていただきました。
内容は「持続末梢神経ブロックにおけるカテーテル固定法の検討~豚肉モデルを用いて~」です。皮付き豚肉モデルにカテーテルを挿入し、固定なし・アロンアルファⓇの塗布・ダーマボンドアドバンスドⓇ・刺入部の縫合、といった4種類の固定法について固定力を比較検討した発表です。座長の先生方や同じセッションの発表者の方から色々意見をいただけてとても勉強になりました。今回はモデルを用いての検討でしたが、今後ぜひ臨床に生かせられたらと思います。

同じセッションでは、超音波ガイド下末梢神経ブロックの教育に、手作りのファントムを用いると良いのではないか、という発表もありました。市販のファントムよりも針の描出が生体に近く、ファントムの形を好きに形成することが出来るといった利点があるようです。また、麻酔科の先生方のみならず、麻酔科医不在の病院で末梢神経ブロックをされている整形外科の先生の発表もあり、麻酔科と視点の異なるブロックの使い方に刺激を受けました。

今回の学会の中ではシンポジウム、ランチョン、一般演題それぞれで腰方形筋ブロックが取り上げられていました。ここ最近のcadaver studyでもL1前後への薬液の広がりが報告されていますが、股関節手術での鎮痛に関する報告がいくつかありました。今回は腹部の鎮痛に関する報告は少なかったですが、今後当院でも取り入れて行きたいブロックです。

また今回は名古屋ということで名古屋ご飯を堪能して参りました。モーニング、手羽先、ひつまぶし、名古屋コーチン、、、普段行かない都市を楽しめるのも、学会の醍醐味ですね。
参加させていただきありがとうございました。

第5回集会は大阪での開催です。