この度はASA (アメリカ麻酔科学会) 主催の学会である Anesthesiology 2018 Annual Meeting in San Francisco に参加させていただきましたのでご報告します。開催地はアメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコ、期間は10月13〜17日、参加者は当医局から2名でした。

サンフランシスコは、日本の山手線内面積2つ分の面積(122平方キロメートル)に74万人が住む、全米第二位の人口過密都市です。気温は1年を通じて寒暖差なく、18℃前後でとても過ごしやすい場所です。学会中も晴天恵まれました。

学会会場は Moscone Convention Centerといいう巨大なコンベンションホールでした。年に1回開催されるこの学会は世界で最も大規模な麻酔科学会であり、今回も80か国以上の国から1800人以上の参加したようです。

当医局からの発表者および演題は以下の通りです。

【10/13土】
神田恵先生 e-poster 「Peripheral role of anti-allodynia produced by HSV vectors mediating  GAD67 in HIV-related neuropathic pain in rats」

安濃英里 e-poster 「Pregnancy suppresses mechanical allodynia by reversing decreased mitochondrial SIRT3 in the spinal dorsal horn in the chronic constriction injury rat model」

・日本人対象セミナー
Holiday Inn San Francisco-Golden Gatewayという学会近隣にあるホテルにて開催された日本人対象のセミナーに参加させていただきました。

お話しくださったのは、テキサス州ヒューストンにある、Baylor University Medical Center から来てくださったTomoki Hashimoto先生が「Current Controversies in Anesthesia」~アメリカにおける麻酔科医師の研究の現状~についてお話しくださいました。アメリカの現在においても、臨床で麻酔科医として働きながら、研究も平行してやっていくのはやはり困難を極めるようです。しかし医学の発展には研究(基礎も含め)は不可欠であり重要な分野でもあります。そこで現在アメリカでは、研修医の時点でアンケートをとり、将来的に研究分野での労働を希望するか、臨床医師として臨床での労働を希望するかで分け、各自希望する分野で活躍してもらうよう、対策をたてているそうです。

【番外編】
帰りにアリゾナ州セドナにも立ち寄らせていただきました。サンフランシスコとはまた異なる大自然に、地球の広大さを実感することができました。

【感想】
初めての国際学会参加でしたが、学会の規模の大きさに圧倒されつつも、世界に通じるご指導を日々してくださっている先生方々への感謝を再認識することができました。

大学の皆様、ご多忙中にも関わらず今回の学会に参加させていただき心より御礼申し上げます。