• 症例報告・臨床経験 IF=2.2
  • A case of iatrogenic pneumothorax in which chest tube placement could be avoided by intraoperative evaluation with transthoracic ultrasonography
  • 著者:佐藤泉,神田浩嗣, 神田恵, 黒澤温,国沢卓之.
  • 誌名:Therapeutics and Clinical Risk Management 2017; 13: 843–845
  • 2017年7月刊行
  • Dovepress

軽微な気胸でも気胸の患者さんに陽圧換気が必要な場合、緊張性気胸への進展を懸念して胸腔ドレーンを挿入すべきでしょうか?
こちらの論文では、肝切除術の麻酔導入中、中心静脈カテーテル留置の際に軽微な気胸となりましたが、予防的なドレーン挿入は行わず、手術中、胸部体表超音波で定期的に観察し、侵襲的な胸腔ドレーン挿入とそれに伴う合併症のリスクを回避して問題なく手術を終了したという症例を報告しています。術中、簡易に繰り返し施行できる胸部体表超音波検査は術中の気胸の判断において有効であると考えられます。